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明日から「第69回十日町雪まつり協賛 記念展示会」です。

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明日から「第69回十日町雪まつり協賛 記念展示会」を開催致します。
 
今回のメイン企画は「手染め屋 吉兵衛 コレクション」で、
「きもの絵巻館」では初披露の作品となります。
 
また「雪まつり協賛 記念展示会」ならではのお買い得品やお楽しみ企画もご用意致しております。
 
是非、ご来場下さい。
【第69回十日町雪まつり協賛 記念展示会】
日時:平成30年2月16日(金)~18日(日)     
    午前9時~午後6時
会場:きもの絵巻館(新潟県十日町市寿町3-2-15 025-757-9529 
 
 
※期間中は山地 求先生が来場されます。
※摺り友禅で半衿を染める体験コーナーもございます。

創作コンセプト

作品を作るにあたり、いつも大切にしていることがあります。

「手染め屋」として、昔ながらの創作による、味のある染めの作品をつくること。
そして、吉兵衛らしいカラーを作品で表現することです。

着物ひとつ例にとっても、礼装、洒落着など、その用途は様々ですので、それぞれに応じた、柄いき、色、配置があります。       

その中で、吉兵衛らしさをどう表現していくのか、このことには、いつも  気を張り、また時間を費やしています。       

それでは、その『吉兵衛らしさ』とは何か。               

ひとことでで言えば「粋」です。

では、「粋」は何から生まれるのでしょう。       

 

それは“遊び心”からです。

 

遊び心とは、こころのゆとりであり、また、柔軟な発想、豊かな想像力を言います。       

“あそぶ”というこを知っているからこそ生まれる、独創性が『吉兵衛らしさ』にとって欠かせない、凛とした潔さ、面白さ、洒落っ気の持つ「粋」なのです。

「手染め屋」として、そして「遊び心」を大切にして、作品に取り組んで行きたいと思っています。

素材へのこだわり

作品作りで染め上がり、雰囲気を出すために大切なところです。         
        素材の中で重要なのは「生地」と「道具」です。

「今の材料で出来ない」「この道具でないと味が出ない」こういった染色道具へのこだわりや、道具の扱い方も、職人技の一つと思われます。

例えば、志毛引き染めの志毛刷毛。

毛はワシントン条約に指定されている“サンバー”(鹿の一種)の毛、柄        …刷毛の木の部分はヒノキ。
        どちらが欠けても美しい志毛引き染めに        はならないでしょう。

        そして、生地。

作品の土台になるものですから、いつも厳選したものを用いています。
        ここがしっかりしていないと、色が思うように発色しなかったり、加工段階で問題が発生したりします。       

糸から時間をかけ織られた反物は、試行錯誤と研究を繰り返し、「この生地にはこの加工が向いている」「この生地には、また別の加工」というように、それぞれの生地に合った方法を選び、染めます。

地味で時間がかかる作業ですが、道具や生地の素材選びや、研究・試行錯誤を怠っては、「良い作品」も出来ません。

Kimono1b

 

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