BANJIRO 10h Anniversary〜お客様に感謝の気持ちを込めて〜
原宿「伴治郎」は平成18年の5月11日にオープンし、今年で開店10周年を迎えることができました。
皆様のご愛顧・お引き立てに心より厚く御礼・感謝申し上げます。
「伴治郎」では、5月11日より下記のように10周年の記念イベントを開催しています。
是非、ご来店下さいませ。
【BANJIRO 10h Anniversary〜お客様に感謝の気持ちを込めて〜】
日時:平成28年5月11日(土)〜29日(土)
午前11時〜午後6時
※期間中の22(日)はお休みさせて頂きます。
会場:伴治郎店内
記念企画:①店内商品…ALL20%OFF
②逸品特別100,000円均一コーナー
③きものクリニック(染み抜き・丸洗いなど)…特別大サービス50%OFF
④伝統的工芸品「十日町明石ちぢみ」など夏物新作。
【10周年によせて】
原宿の「伴治郎」が10年目を迎えました。まことにおめでとうございます。
新潟県十日町市の吉澤織物は、豪華な手描き友禅など、全国の皆さんが袖を通す高級な着物から、与市ブランドの紬のような、着物好きの人がなじんでいるお洒落な着物、そして江戸時代から近代に至るまで庶民に愛されてきた「ちぢみ」まで、まことに
幅広く着物を創り続けてきました。
これも江戸時代中期、宝暦年間より織物業に携わった伝統があるからこそ、なし得た業だと思います。
原宿に「伴治郎」ができたことで、私はもちろん多くの人が着物の相談に、気軽に寄れるようになりました。
私自身、ここで「源氏物語の会」を開き、皆さんと一緒に『源氏物語』を読み、その中に書かれた着物を味わいました。
東京六大学初の女性総長として、入学式にも卒業式にも吉澤の着物をまとい、大学野球の始球式に出るときも、着物と袴で「伴治郎」から出発しました。
「伴治郎」は、私の着物生活の拠点です。
日本は世界に開かれ、世界と競争しています。
今だからこそ、着物を日本文化の礎として打ち出さねばなりません。そのためには、多くのかたに日常生活の中で着物を味わっていただきたいと思います。
「伴治郎」を拠点に、そういう日本を一緒に創っていきたいですね。
法政大学総長 田中 優子
« 今月7日から10日まで「十日町織物 産地特別招待会」が開催されます。 | トップページ | 『美しいキモノ』夏号が発売されました。 »
「展示会」カテゴリの記事
- 夏のコスモス会(2023.07.06)
- 「夏の吉美展」のおしらせ(2023.05.24)
- 十日町きものフェスタ2023(2023.04.08)
- 春の吉美展、終了しました(2023.03.13)
- 第36回 東京美展のお知らせ(2023.01.20)
« 今月7日から10日まで「十日町織物 産地特別招待会」が開催されます。 | トップページ | 『美しいキモノ』夏号が発売されました。 »
コメント