「吾妻徳穂 踊りの世界」とは①
このブログでも多くのお問い合わせを頂く「吾妻徳穂 踊りの世界」
ブログで問い合わせがあるだけでなく、日本全国のきもの小売店やデパートで人気を博す、このシリーズについて吉澤織物が以前作成した「吾妻徳穂 踊りの世界」のカタログを紐解きながら皆様にご紹介を致します。
振袖の色や柄だけではなく、この人気ブランドの背景にある作者の思い、ブランドに託した願い、そして振袖をまとうお客様へのメッセージなどを感じとって頂ければ幸いに存じます。
第1回「時を超え、光につつまれて」
日本の女性は、きものを着こなすことによって、この国のならではの豊かな情念や情緒、美意識、また洗練された感性を育んできたといえるでしょう。いうまでもなく、衣は文化です。身を持って学び、親から子供へ伝えられる暮らしの中に生き続ける文化です。着こなしの中に私たちの先人は女性としてのたしなみや美徳を託していたのではないでしょうか。
そんな願いをこめたきものを、舞台衣裳とし、心と鍛えられた身体で舞い踊る日舞の世界・・・・。‘つつましさ’‘はじらい’‘いろけ’など、日本の女性の限りない美しさを表現し、芸能の粋をきわめる日舞には現代の世界の中で、ともすれば忘れがちなゆとりある精神の旋律(こころのリズム)が息づいています。
振袖・徳穂は、そんな精神(こころ)にふれあい、日舞の衣裳をモチーフとして絹に染め上げた華麗なきものー。時を超えて語りかける、きもののやさしさを現代(いま)を生きるあなたに伝えます。
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