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2008年3月

吾妻徳穂ブランド

「きもの絵巻館」へのお問い合わせで多いのは「吾妻徳穂」ブランドのお着物についてです。以前にもブログにて紹介致しましたが、ブランドのラインアップでも振袖は特に人気のあるアイテムです。

しかしながら「きもの絵巻館」では「吾妻徳穂」ブランド訪問着や付下なども好評を頂いております。これからの季節にふさわしい華やかなお着物に川島織物や西陣まいづる・小森などの西陣の帯やお洒落な和装小物を揃えてお召し頂きたいと思います。特に結婚式の披露宴などでお召し頂ければ、新郎・新婦・ご親族の皆様からも喜んで頂けると思います。

結婚式にドレスもいいですが、「和婚」が静かなブームとなりつつありますので、「吾妻徳穂」ブランドのお着物でしかっりと決めて、お出かけ致しませんか?

初心者向け集中着付け講座

「一人で着物を着れるようになりたい!」そんな方のために、「きもの絵巻館」では「初心者向集中着付け講座」を開講致します。
「きもの絵巻館」では従来、週1回3ヶ月にわたって『着付け教室」を行っていましたが、今回は開催方式を変更し、短期集中・昼間の開催の「着付け講座」と致しました。是非、ご参加下さいませ。
【初心者向け集中着付け講座】
日時:4月15・16・17・18日
   4月22・23・24・25日
   午後1時30分から2時間
受講料:1,000円
講師:渡辺けさ枝先生
※お電話もしくはメールにてお問い合わせ・お申込み下さい。

第33回十日町きものまつり

5月3日(祝)に「第33回十日町きものまつり」が開催されます。当日の主な催し物は
・新潟県きものの女王&ミス十日町雪まつり撮影会
・お楽しみ抽選会
・きものまつり無料茶席
などです。
当日はきもの絵巻館主催の「きものふれあいパーティー」もございますので、是非、ご参加下さい。

源氏物語千年紀

blogでも以前からご紹介していますが、今年は「源氏物語千年紀」にあたります。
23日の日本経済新聞の「今を読み解く」にて国文学研究資料館長伊井春樹先生は以下のように「源氏物語千年紀」を紹介していましたので、抜擢致します。

源氏物語の名が初めて記録されたのは寛弘5年(1008)11月1日、藤原道長邸で催された敦成親王(後の後一条天皇)誕生の五十日目の祝いの日である。母は道長の娘の彰子(一条天皇中宮)。多くの公卿たちが訪れ、にぎやかではなやかな宴席となる。歌人としても知られる藤原公任が、すこし酒に酔いながら紫式部のいるあたりをうかがい、「このあたりに若紫さんはいますか」と、源氏物語に登場する人物名を用いて呼びかけたと「紫式部日記」に記す。
それから今年は一千年目、世界最古の長編物語として読み継がれ、研究の歴史も古く、翻訳も各国語でなされるという評判の高さだけに、日本文学の中でもきわめて特異な存在といえる。

「きもの絵巻館」の原宿店:「伴治郎」ではサンデーモーニングにコメンテーターとして出演・活躍中の法政大学教授・田中優子先生を講師にお迎えし、「きもので『源氏物語』を楽しむ会」を行います。
共通の教材には瀬戸内寂聴訳『源氏物語』(講談社文庫)を使用致します。4月にガイダンスを行い、5月から毎月1回土曜日に開催致しますので、無理なく楽しく『源氏物語』を学ぶことができます。
ただいま受講生を募集致しておりますので、是非、ご参加下さい。
※この事業は「源氏物語千年紀実行委員会」より公式シンボルマークの使用許可を頂いております。
※詳細は原宿「伴治郎」HPのお知らせをご覧下さいませ。

夏物

十日町もようやく春らしくなってきました。「きもの絵巻館」の駐車場や外庭に積もっている雪も日に日に消えていきます。

「きもの絵巻館」では伝統的工芸品「十日町明石ちぢみ」はじめ、小千谷縮・夏塩沢・夏大島などの夏物を展示致しました。また、「西陣まいづる」・「泰生織物」・「小森」などの袋帯・九寸帯・八寸帯なども一緒に陳列しています。お洒落な「羅」の帯もございます。他に訪問着・付下・紗合わせ・襦袢・小物もご用意致しております。

先日までは雪下駄や男物の「とんび」を陳列していたのに、早いものですね。

※ゆかたはGW頃からの予定です。お待ち下さいませ。

きものふれあいパーティー

恒例となりました「十日町きものまつり協賛 きものふれあいパーティー」を今年も開催致します。今回は「オペラの魅力」と題しまして五十嵐郊味さんのステージをアトラクションに行います。トリノオリンピック金メダリスト荒川静香さんのBGMで有名になった「誰も寝てはならぬ」他様々な楽曲をご披露頂きます。是非、お申込み下さいませ。
日時:平成20年5月3日(祝)
   午前11時30分受付開始
   正午開始
会場:ラポート十日町 鳳凰の間
会費:4,000円(食事付)
【五十嵐郊味さんプロフィール】
国立音楽大学声楽学科卒業後、ペルージャ外国人大学・オジィモ音楽院・ピッコロ音楽院にて、イタリア語やオペラを学ぶ。
ミラノのスカラ座ソリストオーディション合格。
新潟オペラ協会主催オペラ「魔笛」で夜の女王、長岡リリックホール開館記念事業として行われたオペラ「魔笛」ではパミーナを演じ 、 繊細で滑らかな歌唱、かつ躍動感のある演技をみせ大絶賛を浴びる。。
信濃川文化推進事業として創作されたオペラ「みるなの座敷」では、主役おゆきを演じる。
イタリア・オペラ界の重鎮ウバルド・ガルディーニ氏による指揮、演出で行われたオペラ「修道女アンジェリカ」でアンジェリカを演じ、巨匠ガルディーニ氏からも「素晴らしいアーティスト」と賞賛された。
2001年・2002年:池辺晋一郎氏作曲で新潟県の空襲を題材にしたオペラ「てかがみ」の主役かよで出演。
2004年3月:團 伊玖磨氏の不朽の名作オペラ「夕鶴」を東京フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、主役つうを演じ、その叙情的な美声と美しい立ち姿に絶賛を浴びる。
2005年2月:新潟県文化振興財団主催による オペラ「愛の妙薬」ではアディーナで出演。

STUDIO BELLA VOCE 五十嵐 郊味 美しい声のスタジオ主宰。
新潟県立中央高校音楽科非常勤講師。新潟県音楽コンクール審査員。

きもので『源氏物語』を楽しむ会

HPのお知らせにも掲載致しましたが、「きもの絵巻館」の東京店・原宿「伴治郎」では4月から人気テレビ番組「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演・活躍中の法政大学教授・田中優子先生をナビゲーター(講師役)にお迎えし、「きもので『源氏物語』を楽しむ会」を開催する予定です。『源氏物語』を現代語訳版・原文の両方で楽しみ、田中先生から作者(紫式部)や時代背景・当時の風俗や公家の習慣、男女の恋愛などについて楽しく、解説をして頂きます。
使用教材・受講料・スケジュールなど詳細が決まりましたら、HPにてお知らせ致します。東京近郊にお住まいの方で、関心のある方は、是非、ご参加下さいませ。

『美しいキモノ』春号と吉澤家の系譜

『美しいキモノ』の春号110ページから「七代目 吉澤与市の世界」の新作紬が3点掲載されています。お問い合わせは十日町「きもの絵巻館」までよろしくお願いします。いずれも「きもの絵巻館」ならではの産地特別価格にてお取り扱い致しております。

さて「吉澤家」は、江戸時代宝暦年間に越後の縮市で活躍していました「吉澤伴治郎」を初代とします。その後二代目・与市、三代目・与市と続き、三代目・与市が安政年間に前掛地を製作した時を吉澤織物の創始の年としています。
更に四代目・虎吉、五代目・貞治、六代目・武治、七代目・慎一(現吉澤織物株式会社代表取締役会長)、八代目・武彦(現吉澤織物株式会社代表取締役社長)と続きます。
明治35年に五代目・貞治が明石ちぢみの製作を開始し、その年を吉澤織物の創業と致しております。つまり、本年は吉澤織物創業105年となるわけです。
「吉澤家」はきものの町・十日町で現在営業をしている関係会社の中では最も歴史の古い家柄になっております。

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